ホンイツ、チンイツなど色に関連する麻雀役
こちらも頻繁に登場した役です、俗に「染める」と呼ばれるものですね。
混一色(ホンイツ)
・1種類の数牌+字牌で成立
・ポン・チー・明カンをすると3ハン→2ハンに下がる
・捨牌が片寄るため相手に読まれやすい
形としては以下のようなものを指します。
(ソーズのホンイツ)
(マンズのホンイツ)
(ピンズのホンイツでポン・チーを使った場合は3→2ハンに食い下がり)
これはわかりやすいよな。
弱点も多いのがホンイツなどの染め手の特徴ですね。まず捨牌が片寄るために、相手に読まれやすいですね。
それから終盤になって、自分が集めている種類以外の牌を引いてきても、自分には使い道がないので、どんなに危険でもあがるために捨てないといけないわけです。柔軟性に欠ける役といえるかもしれません。
ポン チーしないで、メンゼンでのホンイツは「メンホン」「タテホン」と呼ばれています。逆にポン・チーしてのホンイツは「バカホン」などと呼ばれます。ポン・チーしてのバカホンは、役牌(ファンパイ)などが絡まないと単独では意外に点数低いものです。
漢字で書けば「混一色」なので、「字牌が混じって数牌が一種類」という意味ですね。
そーなると、当然、混じってない一色もあるんだな?
清一色(チンイツ)
・1種類の数牌で成立
・ポン・チーをすると6ハン→5ハンに下がる
・捨牌が片寄るため相手に読まれやすい
・多面待ちになるので初心者泣かせの役
・メンゼンのチンイツは「タテチン」「メンチン」などと呼ばれる
役の意味はわかりやすいのですが、実際に目にすると非常に複雑になる場合も多いです。メンゼンで6ハン、ポン・チーしても5ハンと高得点なんですが…。
以下の待ち牌は何かわかりますか?
(何待ちか?)
ちょっとややこしいな。ゆっくりと考えさせてくれたら、わかるんだけどな…
この場合の当たり牌は8種類
私ならあたり牌を算出するのに1秒もかかりません。
オンライン麻雀Maru-Janなどのネット麻雀では絶対に時間制限があります。リアル麻雀でも目の前に人がいるので焦るのは間違いないです。変な牌を切ったり、狭く受けてしまったりと失敗も多いですね。
特に自分のすべての当たり牌を把握しておかないと「フリテン」がらみの失敗もあるので注意してください。あがれると思ったのに、実は自分ですでにあたり牌を捨ててしまっていたケースとかですね。
ネット麻雀ではロンできるボタンが押せないので大丈夫ですが、リアル麻雀ですとあがれもしない牌で「ロン」と言ってしまってせっかくの高得点チャンスに逆に反則金を支払うことになったとかメンチンがらみの失敗談も多いです。
とはいえ、上級者になってもこのメンチンは苦手だって人は多いので練習あるのみだと思います。
それから人間の場合は「ブレーキが効かない」のもチンイツの弱点かもしれません。
ブレーキが効かないってのはなんだ?
非常に難易度の高い高得点の役ですので魅力的です。テンパイの1つ手前、テンパイになってしまったら「どうしてもあがりたい!」みたいな衝動にかられて、突っ走ってしまいがちです。結果、危険な牌だとわかっても捨ててしまいロンされるということになります。
確かに高得点なのでリスクを冒す価値のある役ではありますが、時に思いとどまってチンイツの手を崩してでも相手の危険牌を止める勇気も必要だと覚えておいてください。
字一色(ツーイーソー)
・字牌のみで完成させる
・ポン 明カンをしてもOK
漢字で書くとが「字一色」なので、イメージわきますよね。このような形です。ポンせずに作るとなるとちょっと難しいかもしれません…。
大三元なんかと複合も可能なのかよ?「大三元 字一色」でダブル役満にはならないのか?
ええ、なりますよ。なかなか難しいですが「大三元 字一色」は不可能ではありません。大四喜(ダイスーシー)や小四喜(ショウスーシー)とも複合は可能といえば可能になります。
(大三元+字一色のダブル役満)
(小四喜+字一色のダブル役満)
同じ系統の役で「緑一色/リュウイーソウ」という役満があります。
緑一色(リュウイーソー)
・ソーズの23468+字牌の「發」だけで完成させる
・ポン チーしてもOK
・「發」なしの緑一色はルールによって扱いが違う
ソーズだけの非常に特殊な役満です。
ソーズの中でも+
この6種類で完成させるのが「緑一色」です。
うまくできてるもんだな。
は、よく見たら赤いのが混じってるし。
こういう形です。
この場合の3種類が当たり牌なんですよね。
なら緑一色の役満。ならホンイツってことか。
そうです。そうです。
の部分だけ順子が使えるので、ここを上手く使ってみてください。
注意点としては「發」なしでも緑一色は完成させることができます。ただしまれに「發ナシ緑一色」を認めないルールもあります。リュウイーソーは發が入ってこそ成立するという考え方ですね。最近は少なくなりましたが、まれにあるので注意してください。
またそのまったく逆として「發ナシ緑一色」をダブル役満として採用している場合もあります。難易度としては發なしリュウイーソーのほうが、發ありより難しいのでダブル役満として採用してる場所もあります。こちらもややマイナーなルールで一般的とまではいきません。
そういった特殊ルールを考慮しないで考えると「發なし發あり両方OKで、どちらも普通の役満」というのがスタンダードな感じです。
使える牌の種類が字一色が7種類で、緑一色が6種類か。
そろった形は美しくファンも多い役満ですね。
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