リーチ後のフリテン
第3のフリテンとして「リーチ後のフリテン」も紹介しておこう。
第1のフリテン「フリテン」
第2のフリテン「同巡のフリテン」
3つも覚えるのはめんどくさいわね…
すべて第1のフリテンの応用にはなる。覚えるのがめんどくさいのは否定せんな。確かに初心者泣かせのルールであることは間違いない。
第3のフリテン「リーチ後のフリテン」これは簡単でリーチしたら誰かが捨てたロン牌を一度でも見逃してしまうと、もうロンはできなくなるんじゃな。自分がツモしてあがるしか方法がない。
これは一周まわってもダメなの?
リーチの場合は、「同巡のフリテン」と違って一周しても無理なんじゃな。
すごい疑問なんだけど、自分がリーチをするじゃない。誰かがあたり牌を捨ててくれたのに、見逃してロンしないとか、どういう状況なの?
確かに、リーチ後に見逃すケースは少ない。とりあえずリーチしてしまったけどよく考えたら失敗だった!とか、ぼーっとしてて見逃したとか、そういう特殊なケースがある。
まだ可能性として考えられるのは、1位を逆転するために必要な点数が「メンゼンツモ(1ハン)」+「リーチ(1ハン)」が必要なみたいな前提で、1位からのロンあがり、もしくは自分のツモあがりだけが逆転できるケースなどじゃな。
1位以外のプレイヤーからのロンでは逆転できないので、あたり牌を仕方なく見逃すとかは、大会などの一発勝負の舞台では考えられる。
基本的にリーチするってことは、ロンだろうがツモだろうが、誰からでてもあがるって決意の表明みたいなもんじゃから、特定の誰かを狙い撃ちしたいならば、そもそもリーチしないのが得策じゃな。
フリテンのリーチ
例えば、こういう感じで持っているとするじゃない。
リーチしようと思うんだけど、すでにを自分で捨ててしまってた場合とか。
この場合、フリテンでロンできないのはわかるんだけど、ツモに期待!って感じでリーチしてもいいのかしら?
それは先にも紹介したが「フリテンリーチ」といって禁止されている場合もあれば、OKの場合もあるので、事前のルール確認が必要じゃな。ネット麻雀なんかでは、わりと「フリテンリーチOK」の場合も多い。
初心者がゲームセンターやネットで麻雀をやった時に、見た感じそろっているのにあがれない!ってケースで考えられるのは「役がない」ってパターンと、この「フリテン」が影響しているケースが大半なんじゃな。ちょっとややこしいが、ぜひ覚えておいてくだされ。
簡単にまとめておこう。
・第1のフリテン(自分の捨てた牌では絶対にロンできない)
プラスして、自分の当たり牌を含むすべての待ちでロンできない。
の当たり牌の場合には、を自分が捨ててしまっていたら、は直接は捨てていなくても、同じように捨てたとみなされる。
・第2のフリテン「同巡のフリテン」
(1周するまでに当たり牌を見逃すと、自分の順番が来るまであがれない)
1つの前のページで説明した。同じ順番ないで見逃すと、1週するまでロンできないんじゃな。
・第3のフリテン(リーチ後のフリテン)
リーチ後に当たり牌を見逃すと、もう二度とロンできなくなる。
フリテンとわかっていながらリーチするのは、ルールにより有無が決められている。
麻雀の少しややこしい部分ではあるんじゃが、ぜひ覚えておいておくれよ。
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