連荘(レンチャン)と芝棒(しばぼう)の計算
親があがったりした場合にもう1回親が続くことを「連荘(レンチャン)」と言うのは覚えているかな。これは一般用語としても浸透していて、何かが続くことを「連荘(レンチャン」と言うのを聞いたことがあるかもしれん。
バイトが8レンチャンでマジつれーわー。休みねえわー。とかですね。
親が続く条件に関しては、ルールによって差がある。どれが正しいってわけではなく、その場のルールによるわな。基本的には親があがった場合に連荘するわけじゃが、もうすこし厳密に分類しよう。
【アガリ連荘】
あがりレンチャンと呼ばれる場合は、親があがった場合のみ、もう1回、親が継続するというルールじゃな。親がツモするか、誰かからロンすればもう1回親が続く。
【テンパイ連荘】
聴牌連荘(テンパイレンチャン)とは、誰もあがらなくても、ツモする牌がなくなって流局となった場合に親が聴牌(あがりの1つ手前)になっていたら、それでもう1回親が続けられるというルールじゃな。「あがり連荘」より条件は優しい。
子があがった場合は無条件で親が交代するんですね。
他にもいくつかバリエーションがあるが、説明を聞いて「そういうルールなんだ」と納得してほしい。ジャンナビ麻雀オンラインなど主なネット麻雀は「テンパイ連荘」を採用しているので、これが一般的だと思ってもいいじゃろう。たまに「あがり連荘」を見かける程度じゃな。
フリー雀荘や時間制限のある大会などでは、なるべく多くの人に親がまわりゲームの回転が早いようにアガリ連荘を採用しているケースも多いですね。
東一局で親がレンチャンした場合には、東一局1本場となる。もう一回親がレンチャンした場合には、東一局2本場となる。何回、親がレンチャンしているのかは、ちゃんとわかるようになっとる。
実際の麻雀の点数のやり取りは写真のような点棒をやり取りする。メーカーによって色などは違うし最近はカラフルになってきたんじゃが、デザインは基本的にこれだと思っていい。左から100点、1000点、5000点、10000点を表す。
親がレンチャンした場合には、卓上に100点棒を出して「何回目の親ですよ」という目印にするんじゃな。1本場なら1本、もう1回親が続いた場合は2本出して「2本場」を表す。卓の上の邪魔にならない端っこに置いて、みんなに見えるようにする。
これを「積み棒(つみぼう)」とか「芝棒(しばぼう)」と呼ぶんじゃな。
ネット麻雀の場合も、表現方法やグラフィックは違いますが、何本場なのか?というのは、絶対にどこかに表現されています。
ちなみに、目印として卓上に100点棒を置いているだけで、誰かがあがったら持っていかれるとか、そういうのではありませんよ…。
重要なのは、この「積み棒(つみぼう)」がある状態になると、あがった時に自動的に1本あたり300点のボーナスが付くという話なんじゃな。
じゃあ2本場になったら、2本積んでいるから、600点のプラスってことよね? 3本場なら900点。
8000点の満貫をあがった場合は、本当は8000点じゃが、1本場なら8300点、2本場なら8600点、3本場なら8900点となる。親や子に関係なく、その場であがった人に自動的に1本×300点が加算される。
ロンの場合は振り込んだ人が300点×本数を負担しますが、ツモの場合は残りの3人×100ずつの合計300点の計算になります。ロンでもツモでも300点×本数の点数が加算されるのに違いはありません。
3900点は1本場なら4200点になるのか。あんまり大きな点数ではねえよな。
確かに300点なんで細かいので気にしなくていい。ただ、5本場とかになると5×300点で1500点とかになって、ちょっと無視できない点数にはなってくるわな。
そんな大きな点数ではないが、点数変動の要素としては確かに存在しているので、ぜひ覚えておくといいじゃろう。
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