よく登場する麻雀役

麻雀役をすべて紹介するのは「麻雀役を覚える講座」があるので、今日はざっくりしかやらんが、登場回数が多くて、比較的覚えやすい麻雀役をもう、3つ、4つだけ紹介しよう。

ちなみに今まで紹介した役「リーチ」「ホンイツ」「役牌」なども登場ランキングは上位なんじゃよ。

イーペーコー(1ハン)

まずは「イーペーコー(一盃口)」じゃな。これは1ハンの役で、登場頻度は37位中の第8位になっとるよ。

イーペーコー(一盃口)

この が「イーペーコー/一盃口」にあたるわけじゃよ。

雀ナビ麻雀オンラインなどのネットマージャンじゃと、自動的に牌が左から数字の若い順番に並べられると思うので見え方としては

イーペーコー(一盃口)2

こういう感じに見えると思う。

まったく同じ順子(数字の続き123、123など)を作るってことね。 けっこう簡単そう。だから1ハンなのかしら。

上の場合もそうじゃが「混一色(ホンイツ)」「清一色(チンイツ)」をはじめ、さまざまな役と複合可能な役なんで、使い勝手がいいわけじゃな。

手持ちの14枚の一部分で作ることができるので「部分役」とマニアックに分類できる。イーペーコーは「6枚」あれば作れるし、先に紹介した「役牌」は「3枚」で作れる。14枚全体を使わなくていいので作りやすい役ともいえるわな。




三色同順(2ハン)と三色同刻(2ハン)

他には「三色」と呼ばれる役じゃな。これも想像つくじゃろう。
左側の3つが「三色」にあたるわけじゃが、三色といっても二種類あるわけじゃ。

三色同順
三色同順/サンショクドウジュン(37位中の第10位)

三色同刻
三色同刻/サンショクドウコウ(37位中の第23位)

ああーなるほど。漢字を見るとわかりますね

三種類で同じ順子(ジュンツ/シュンツ)を作るから「三色同順(サンショクドウジュン)」なんですね。

三種類で同じ刻子(コーツ)を作るから「三色同刻(サンショクドウコウ」ね。

どちらも、共に2ハンの役ではあるんじゃが、できやすさではいえば、「三色同順」の方が圧倒的に作りやすいしよく見かける。反対に三色同刻はあまり見かけんな。言い換えると、難しいわけじゃよ。ランキングの数字を見ると明らかじゃな。

まったく同じ牌はそれぞれ4枚しかないという部分を考えれば三色同刻の難しさもわかるじゃろう。

どちらも同じ2ハンで点数同じ。難易度は三色同刻の方が圧倒的に難しい。この意味で麻雀は「役の難易度」と「点数」がアンバランスであるという指摘はけっこうあるわな。苦労したわりには点数高くない役も多いんじゃよ。

一気通貫(2ハン)

他にも覚えやすくて、よく見かけるのといえばじゃよ。

一気通貫
一気通貫(イッキツウカン)(37位中の第12位)

俗に「イッツー」とか略される2ハンの役じゃな。
同じ種類の数字で「123 456 789」という形で貫くわけじゃよ。
上の場合は「字牌+一種類の数牌」で作るホンイツと複合してるケースじゃな。

最初に覚えたイーペーコーなんかとも複合できるわね。

一気通貫2
(イッキツウカン+イーペーコー+ホンイツ)


他には基本役として覚えておいてほしいのじゃがタンヤオという1ハンの役がある。2ちゃんねるのアスキーアートで有名な役かもしれん。

タンヤオ
タンヤオ(37位中の第3位)

これはどういう役なんですか?

これは数字牌の2~8だけを使って作る役じゃな。
逆にいえば字牌と数字の1と9は使わないというわけじゃよ。1ハンなので点数は高くはないが、ある意味、麻雀の基本ともいうべき役じゃな。これは絶対に覚えて、使いこなさないといけんぞぇ。

なんで、このタンヤオが基本なんですか?

まず頻度が高いという点と、数字の2~8は牌全体の6割を占めるわけじゃから、非常に作り安いわけじゃよ。柔軟に対応できるので、ぜひマスターしてほしい。役がない時はタンヤオに頼ったりするケースも多い。

さっき言った2ちゃんねるのアスキーアートにある「タンヤオ」って、えらそうな顔しているやつあるじゃない? あれは何がおかしいの?

えーと、いわゆる「ダディクール(wikipedia)」と呼ばれるキャラクターが「タンヤオ!」と宣言してるやつじゃな。リンク先でも紹介されとった。ネットやってれば、1回ぐらい見たことあるかもしれん。

タンヤオ2

こういう状態じゃが、確かに一見すると「数字の2~8」だけで構成されているので「タンヤオ」であることに間違いないとは思うんじゃが、そうではなくって、並べ替えてみると

タンヤオ3

これは後で紹介するが「四暗刻(スーアンコー)」と呼ばれる難易度の高い「役満」で、点数は13ハンに相当する。タンヤオの1ハンどころではないんじゃな。スーアンコーに気づかずに、自信満々に「タンヤオ!」と宣言しているのが、おかしいって話じゃよ。

なるほどねー。並べ替えてみると、いろんな見方ができるのね。

えー、さすがにこれは極端な例じゃが、実際の麻雀では役は自分で申告・把握しておかないといけないので、たまに見落としていたりする場合もある。ネットの場合はコンピューターが計算してくれるので安心ではあるんじゃが、捨て方によっては無駄に「イーペーコー」を切り捨ててしまったり、気がつかずに「イッキツウカン」の可能性を潰してしまうことがある。

「こっちで捨ててたら、イーペーコーがついてたのに!」って後から「意味のない損」に気がつくケースも、初心者のうちはけっこうあると思う。

まあ、まだまだ役はあるんじゃが、役の紹介はこのへんで終わりにしておくかな。また「役」に関しては別の機会をもうけることにしよう。今まで覚えた役だけでも十分に戦えるといえば戦える。他はあんまり登場しない役なんじゃな。

今は麻雀には「役」というものがあって、それらは複合する、ということぐらいおぼえていれば十分じゃよ。

次は点数について教えるぞ。疲れてきた人は、小岩井のコーヒーでも飲んで、休憩をとってくだされ。はっきりいって、このサイトの先は長いから、ブックマークにでも入れて時間のある時にゆっくり覚えてくれたらいいんじゃないかとおもうぞぃ。

ちょっとわかったから、とりあえずプレーしてみたいって人もぜんぜんOKじゃろう。実際、これまでの知識でそこそこプレーできると思うしプレーしながら覚えるのが効率的じゃと思う。

あと、麻雀とはまったく関係ないが当サイトの管理人くんが英語学習のiPhone用アプリをつくった。無料なんでiPhoneをお持ちで英語学習に興味ある人はダウンロードしてほしい。

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