役牌・ヤクハイ

麻雀の役は先に紹介したリーチを筆頭に、たくさんある。

あまり見かけない役から頻繁にみかける役イロイロとあるんじゃが、この「入門編」では、比較的頻繁に見ることができる役や覚えやすいものを紹介するぞ。全部の役を覚えるのは、別の機会がをもうけるので、そこで改めて覚えておくれ。(=役を覚える麻雀講座

お父さん、リーチの次は何を教えてくれるの?「国士無双(コクシムソウ)」だったかしら?名前がかっこいいわね。

むむ…。そんな役は一番最後でもいいんじゃ!四暗刻(スーアンコー)とか緑一色(リューイーソー)とか、そういう派手な役はカッコイイが1000回に1回あるかないかの世界じゃよ。もっと頻繁に登場する役を紹介する。

役牌(やくはい)を覚えてみよう!

今回は「役牌(ヤクハイ)」別名「翻牌/ファンパイ」と呼ばれる役を紹介するぞ!全37種類麻雀役の中で第2位の登場頻度じゃから、けっこう頻繁に見ることができる。

これは字牌の中でもを用いるんじゃ。ちなみにこれらは字牌の中でも「三元牌(サンゲンパイ)」と呼ばれとることは前にも言ったかな。

方法は簡単で、この三元牌で刻子(コーツ/同じ牌3枚)を作れば、それで「役牌」の完成じゃよ。1ハンの役じゃ。

ヤクハイの並び
(役牌!=1ハン)

ああ、なるほど。かなり簡単ですね。

ヤクハイの並び2
(役牌!=1ハン)

これでもいいってことですよね?

それでもいいし、こっちでもええよ。

ヤクハイの並び3
(役牌!=1ハン)

のどれか同じ牌が3つ集まればそれええよ。

この上の状態でリーチをしていれば
リーチ(1ハン)+役牌(1ハン)で合計2ハンになるんですか?

おお、なかなか良いところに目つけたな。
その通り、役は複合することができるんじゃよ。じゃあ、次の場合はどうじゃ。

ヤクハイの並び4

この場合は、3枚で役牌、3枚の役牌になるのよね。

じゃあ役牌(1ハン)+役牌(1ハン)で合計2ハンかしら?

そうじゃな。リーチをしていれば
役牌(1ハン)+役牌(1ハン)+リーチ(1ハン)で合計3ハンじゃよ。

ただし「麻雀は1ハンないとあがれない」という条件は、「役牌」の1ハンで満たされているから、別にリーチをしてもしなくてもいいんじゃ。リーチをすれば、その分の点数は高くなる。しかしリーチは「あと一歩で完成」と教えるわけじゃから相手に警戒されることになる。まあ、これは微妙なカケヒキじゃな。

お父さん、の風牌は3枚集めても何もならないのかしら?

方角の書かれた風牌は「役牌」になる場合とならん場合がある。自分の座ってる場所などによって変わるんじゃが、それは後で説明するぞ。

白・発・中の「三元牌」はいつでも三枚集めれば「役牌」になるので、安心じゃよ。

つまり白・発・中のどれか同じ牌3枚あれば「1ハンないとあがれない」という条件をクリアーすることになる。 じゃから「あがりへの特急券」とか「特急券」という風にも言われておった。これさえあれば、とりあえずあがれるんじゃからな。

これで「役牌」と「リーチ」という2つの役を覚えたわけじゃな。役はまだまだあるから、次にすすむぞ。別にそんな難しくもないじゃろ?


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