マナー違反の行為 リアルマージャン編
ネット麻雀のマナーについては前回に見たとおりじゃ。
今回は実際の麻雀牌を使った時のマナーにも触れていこう。ただし、見知らぬ人と対戦するフリー雀荘ではけっこう細かいマナーがあるんじゃが、今回は友達と打つ場合なんかを想定してのマナーを取り上げてみる。
親しき仲にも礼儀ありって感じね!
そう、マナー違反というより、場合によってはルール違反にもなるので注意しておくれよ。
代表的なマナー違反として先ヅモ(サキヅモ)などがある。
これは、相手が捨てる前に、先走ってツモしてしまうことじゃな。焦る気持ちはわかるが、あくまで、前の人が河に捨ててから、牌をツモしてくるのがマナーじゃ。
同様に盲牌(もうぱい)と呼ばれる、牌の表面に触ることで、見なくても何の牌かをあてる技がある。
そんなことできるのね?
あたりは、触れば誰でもわかるし、そんなに難しい話でもない。字牌やマンズはちょっと練習してみないと難しいかもしれんな。
この盲牌も実際に見たわけじゃないが、見たと見なされるので先ヅモ扱いになる。
それからくち三味線/ブラフなどと呼ばれる行為も、マナー違反じゃな。
これ、嘘ついたりとか、ハッタリとかよね?
嘘をついて「俺の手はでかいぞー」といったり「お前の当たり牌は持ってる」とか言ったり、そういうことじゃな。これは、友達同士ではまず問題にならんじゃろうし、こういう冗談めいたやり取りも、面白さではあるんじゃが、見知らぬ人とやる場合にはマナー違反なんで注意が必要じゃよ。
それから「腰(こし)」と呼ばれるものマナー違反に該当する。
これは、捨てられた牌をポン・チーするかで、迷ったりして、結局はポンしなかったとかじゃな。間を作ることじゃよ。ここから、持っている牌がわかったりする。
でコシが発生するってことは、かなりの可能性で誰かがを2枚持ってるという話になってしまうわけじゃし。
けど、これってネット麻雀だと自然に発生するわよね?
ポンできる場合とか「ポンしますか?」みたいな表示が出てカウントダウンされるし。
そうじゃな。ネット麻雀の問題として、たびたび、この自動的に発生してしまう「こし」は指摘されておるんじゃよ。最近はランダムでコシが発生するようにしたりで、誰が何を持っているかはわかりにくくなってるんじゃが、どうしても、ネット麻雀ではこの「こし」が避けられない問題でなんじゃよ。
それから、見せ牌とかも禁止というか、マナー違反じゃな。
牌をポロっと落としたりとかもあれば、意図的に牌を見せる行為などじゃな。
意図的に牌を見せて何か不都合があるのかしら?
例えばリーチしてる状態で、腕があたって自分の牌が見えたとしよう。
こういうのが見えると、見た側はまず間違いなくの待ちと勘違いするじゃろう?
実はを右側の方においてあって、待ちは別の牌でしたとかじゃな。
へえー、これはこれですごいわね。
昔の麻雀漫画なんかでは、けっこう古典的な技としてストーリーに使われたりするんじゃな。フリー雀荘では牌をアクシデントで見せてしまったら、その周辺ではロンあがりできないなどの制約が入る。
それから、ツモあがりの場合に、当たり牌を手の中に入れるのも問題じゃな。
こういう場合にツモやロンをしたら、そのまま牌を倒すんじゃな。
そのまま倒す。
×わざわざ入れない
これは、ピンフなどの場合は両面待ちの条件があったりするので、何をツモしたのかよくわからないわけじゃし、待ちによって点数も変わるのでそのへんを考慮してのものじゃよ。
他にも卓の上にジュース置いたりとか、音を騒がしくしたり、牌を叩きつける行為(=引きヅモ)なども、場合によってはマナー違反じゃな。まあ、友達とやる場合はゲーム性に影響しない部分は、けっこう曖昧なケースも多いんじゃが。
まちがって「ポン」「チー」とか言ってもダメなんでしょう?
大会なんかでは、マナー違反というより、ルール違反じゃな。
一度捨てた牌を「やっぱり交換していい?」とかは、普通はなしじゃろう。
見知らぬ人やるフリー雀荘では、一般的なルールもあるし、お店ごとに禁止されている行為もあるので、事前によく説明を聞いたほうがいいじゃろうな。
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