ローカル役への心構え

事実、いろいろな場所で麻雀をやると、ちょっと不思議なルールにも出会います。

例えば「七対子(チートイツ)」という役がありますよね。
これは一般的に下のような形は認められません。

      

のように同じ対子を2回使用することは禁止ですね。これが標準的、一般的なルールです。その「標準的」がいったい何を基準としてなのかはわかりませんが「常識的」にこの七対子はなしです。多くの本やサイトにもそう書かれています。このサイトでもそう説明しました。

ただ、この七対子を認めているケースもやっぱりあります。特に関西で主流になっているサンマ(3人打ち麻雀)では、このチートイツは「4枚使い」といって認められている場合も多いですね。

そんなルールもあるんだな…。もちろん、それは常識で考えてナシだろ?って文句いってもいいんだよな?

やはり事前の取り決めが大事ですね。ルールの認識の違いで、あがった後でもめたとか、よくある話ですよ。

文句いうのは勝手ですが、あまりすすめません。この「七対子」を認めることで、いきなり強い人が弱くはならないですし、弱い人がバカ勝ちもしません。ゲームバランスが極端に崩れることもありません。しかも条件は全員同じでプレーしています。

だったら、別にOKじゃないかと思いますよ。 「ここは、こういうルールなんだな」と納得してください。

同じルールでやってるんだから、自分に有利に働くケースもあるわけだしな。

野球でも日米で微妙にストライクゾーンが違ったりしますよね? そういったことで「日本とルールが違うやんか!?」と、クレームつけるのもアホらしいです。サッカーでも「ホーム&アウェー」で、ルールは一緒ですが、やりやすい、やりにくい というのは確かに存在します。

雀荘やネット麻雀でも、やっぱりお店やサイトごとにルールがあり微妙に違ったりします。確かに、自分のスタイルに合ったルールや、合わないルールもありますよね。合わない場合は、そのルールでやらないというのも方法です。

ネット麻雀でも同じ麻雀なのにけっこう画面に差があるよな。打牌のスピードも違ったり、要求されるパソコンの環境も違うわけだしよ。

その昔、新日本プロレスとUWFというプロレス団体が対抗戦をする時に、どっちのルールで試合をするのか、ずいぶんともめたんですよね。お互いに自分のところのルールで試合をしたいわけです。もめたあげく、当時の新日本プロレスのトップだった「長州力」は、しびれを切らして言い放ったんですよ。

『そっちがそう来るなら、そっちのルールでやってやるよっ!』

カッコイイ! 相手の土俵戦って、相手をしとめる! これぞまさに格闘ロマンです。麻雀もこれに近いと思いますよ。

いろいろな麻雀サイトを見て、いろいろな麻雀のルールを見ておくことですね。実際に使うかどうかはわかりませんが、そういった場面に出くわした場合に、いちいち驚かなくてすみますから。


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